作品拝見 2012
2012年12月22,23日に開催された「さいたま鉄道模型フェスタ2012」で行った特別企画『作品拝見』,2012年6月9,10日の「第4回レールエキスポ京都」で開催の『作品拝見』でご持参いただいた作品,2012年にメールで送って頂いた作品の写真を簡単ですがご紹介させていただきます。ご持参,送付いただいたお客様には感謝申し上げます。
過去の分はこちらになります。2011年12月の『作品拝見2011』,2010年12月の『作品拝見2010』,2009年12月の『作品拝見 2009』,
2008年12月の『作品拝見 2008年末』,
2008年1月の『作品拝見2008』,
2006年12月の『作品拝見2006』
2012年12月22,23日の「さいたま鉄道模型フェスタ2012」でお持ちいただいた作品です
■16番 2軸市電 Y.K.様
写真でもわかるようにディティールアップパーツを加え,台車もロストパーツに交換してあります。塗装〜完成が楽しみです。
■Nゲージ 「とて簡」各種(10両) やまちゃん様
沢山作って頂きありがとうございます。アレンジしたロゴマークなど模型鉄道らしい楽しさがあふれています。
■Nゲージ とても簡単な大型凸電【南海タイプ】 アル様
ゼブラ塗装と前端手スリで入換機らしくなり,チビ凸の下まわりに交換したことで重量感が増しました。
■Nゲージ とても簡単な凸形ディーゼル ツカチャン様
動力ユニットを加工してボンネット側面をスッキリさせています。スノープロウや各部の色差しは効果的ですね。
■Nゲージ (東急ED301) とても簡単な大型凸電【南海タイプ】,EL台車枠【1】 ふく面快速様(高3)
キットの原形を留めない大改造で生まれました。ボンネット内にハンダをたっぷり盛ってウェイトにしているので重量があります。
■Nナローゲージ (アルモーターRN-0811S,ウォームギア,2軸電車台車枠16など) K様(中学3年)
昨年の荷電に続いて電車が出来ました。好ましい感じの軽便電車です。下から見ても丁寧な工作がわかります。
■Oナローゲージ 南筑軌道石油発動車 かじやま様
キャブ周りが濃いブルーでおしゃれになりました。ラッパは実車同様根元から曲げられました。
■Oナローゲージ フェルトバーンタイプBタンク U様
こちらは明るめのブルーと赤い下まわりで美しく,石炭もリアルです。
■Oナローゲージ 北陸4トンDL【Oナロー】 ナガケン様
付属パーツを使ったディティールアップや下まわりのマフラーが効果的です。道楽ぼーず製の人形が運転しています。
■Oナローゲージ 小型ボギー客車A TM様
素組ですが丁寧な工作と綺麗な塗装が素敵です。
■HOナローゲージ 軽便ボギー客車A1【Wルーフ北勢タイプ】他 坂本様(高1)
なんと言っても傑作は蒸気気動車で軽便祭でも注目の1両でした。仕上げも上達していますね。
■HOナローゲージ 軽便気動車A S様
ほぼ素組ですが,エンジン周りはエコーモデルの発電機などを上手く使っています。
■HOナローゲージ レールトラック用荷物室を使ったボギー貨車 カワイ様
素材として意外と人気のパーツです。米国の運材台車を付けて米国風になっています。
■HOナローゲージ 加藤7トンDL 浜リン様
「アルカトウ」というニックネームを頂いた製品です。今回製作中も含めて8台が集まりました。
小さくて数も多く大変ですが,手スリや台枠のボルト表現が効果的です。
■HOナローゲージ 加藤7トンDL 家元様
こちらも程よいウェザリングが見事です。
■HOナローゲージ 加藤7トンDL つかさ様
なんとイベント1日目に買って2日目に持ってきていただきました。まだ仕上げが残っていますが実質の工作は半日との事です。
■HOナローゲージ 加藤7トンDL ozu様
車体もキッチリできていますが,特徴は真鍮のブロックをフライス盤で削りだして自作した動力ユニットです(モーターはアルモーターRS0811S)。
■HOナローゲージ 加藤7トンDL 前山様
こちらは塗装だけで大井川風になりました。
■HOナローゲージ 加藤7トンDL 穴熊様
実例が有ったか分かりませんが,セミセンターキャブに改造されてカッコよくなりました。ラッパが可愛いアクセントになっています。
■HOナローゲージ 加藤7トンDL他 akinori様
ミリタリーモデルの技法で傷んだボディに仕上げています。色の組み合わせも良く素晴らしいです。左の車両は他社のジャンクパーツベースだそうですがラジエターの部分などに当方のパーツを使われています。
■HOナローゲージ 加藤7トンDL U様
ブルーのフェルトバーンBタンクをお持ちいただいたお客様ですがせっかくなので1枚撮らせていただきました。塗装〜仕上げが楽しみです。
2012年6月9,10日の「第4回レールエキスポ京都」でお持ちいただいた作品です 掲載が大変遅くなり申し訳ありません
■16番 自由形電動貨車【カモデン】 松永様
なんと動力はゼンマイ式です!荷物扉を開けるとゼンマイ軸が見えます。キーは自作で,ピッタリ合う駆動装置を探すのが大変だったとの事です。走らせてみましたがとても面白かったです。基本的な工作も素晴らしくバッファーを装備しています。
■Oナローゲージ フェルトバーンタイプBタンク 神戸A様
3台とも炭庫を切り取っています。中央はキャブの長さも縮めています。下まわりは古い蒸気機関車の部品やHO電車のギアボックスなどを使い小型モーターで駆動しています。
■Oナローゲージ フェルトバーンタイプBタンク I様
こちらはシンプルにきっちり作られています。展示用にアクリルケースも作られました。
■Nゲージ 「とて簡」各種 北越ゆきと様
オリジナルカラーで纏めています。キットには無い屋上パーツなど適度なディテールアップが効果的です。
■16番 やさしい自由形BB凸電,やさしい私鉄戦後型電機(デッキ付),ロングデト【京浜タイプ】 ■Nゲージ 「とて簡」各種 日生エクスプレス様
毎年沢山作って頂いてありがとうございます。オリジナルのレタリングや塗装で愛着のある模型に仕上がっております。キットは平面的ですので窓枠など塗り分けてあるのも効果的です。
■Nゲージ 【HG】とても簡単なロングデト(京浜タイプ),とても簡単な【HG】京都風デト他 ヤギ様
昨年の作品が完成しました。京都風デトは駆動台車の位置が変更されています。最後の2枚はアルモーターを使ったオモシロ車両です。写真を見れば構造が分かりますね。キャラバンの中にモーターがギリギリ入るようです。
■HOナローゲージ 成田タイプ単端(たんたん)他 tototo様
ネットで話題になった方の作品です。女の子の人形は自作で,荷台の上の自転車など非常に凝った作りになっています。DLは軽便祭記念エッチング板をベースに作られました。
■16番 木造ボギー客車 H様
大きな改造は上屋根端部を真鍮材の加工で追加しています。シルヘッダーにも帯板を貼って立体的にしてあります。台車は海外製品を改軌して13mmゲージにされました。
■Nゲージ 「とて簡」各種 K様(広島県)
大幅な車体の加工で様々な機関車を作っています。下まわりはNゲージの部品を巧みに組み合わせ,足らない部分を自作するなど工作を楽しまれています。
DD11タイプはキットの部材を巧みに組み合わせて作られたそうです。下まわりは車軸の端を延長してクランクウェイト,ロッドを付け,かなり繊細な工作をされています。
津軽風の凸型DLも同様です。動力部分は作者から送って頂いた写真(2012年1月頃)とあわせてご紹介します。
片ボギーのセミセンターDLは未塗装ですがボディの改造イメージがご理解いただけるかもしれません。全軸駆動のようです。
最後のサイコロデワは東野/津軽のDC201っぽくなりました。いずれもセンス良くまとまっていると思いました。
2012年メールなどで頂いた作品です 掲載が大変遅くなり申し訳ありません
■Nゲージ 「とて簡」各種 ■16番 ガソリンカーA【佐久キホハニ】 S様(山梨県)
Nゲージ:DLの屋根やライトまわりの変更でイメージが変わりました。動力はバンダイのBトレ用で4軸駆動です。
ELは兄弟機という設定でわざと違いを付けて作られたそうです。
電車(デト,サイコロデワ)のレタリングは「丸ペン」を使った手書きだそうです。帯板(カッティングシート)などの追加が立体的です。車体裾を塗り分けることで腰高感が無くなります。
16番:屋根の塗装は遠くから吹いたスプレーの霧の中をくぐらせるような塗り方を繰り返したそうです。黒だけでなく茶色やダークグレーなど交互に吹いたそうで非常に実感的です。想定は国有化された佐久鉄道に民営のままの支線が残っていて,その生き残りで譲渡されずに古巣にとどまった,というフリーランスを織り交ぜたとの事です。
■Nゲージ Bタンク (アルモーターRN-0811S) K様(広島県)
上記のロッド式DLと同じお客様です。上まわりは真鍮材からの自作で,トミックスの気動車動力台車に床板を取り付けギア比変更・ロッド取り付け等々だそうです。素晴らしい作品をありがとうございます。
■Oナローゲージ 『凸凹土工』(内務省ドコービル) フェルトバーンタイプBタンクの下まわりパーツ ねこ様(京都府) (京都イベントにてご購入→JAM会場にて撮影)
若手ナローゲージャーの作品です。上まわりはペーパーによる自作,連結器は針金をひねって作ったとの事。超特殊な機関車ですがお金をかけずに楽しんでいる好例です。
■Nゲージ とても簡単な『軌道モーターカー』他 前山様 (JAM会場にて撮影)
真ん中の近代型ハコロコ(品切中)は黄色く塗ると保線車っぽくなりますね。
★毎度で恐縮ですが掲載が遅くなってしまい申し訳ありません。
★なんだかんだで定着してしまいましたが,この企画を楽しみに,また目標にしている方も多く大変嬉しく感じております。
★また1年後かもしれませんが,写真を送って頂ける場合はホームページ掲載の可否を明記していただければ幸いです。